ハムと亜硝酸ナトリウム

 亜硝酸ナトリウムは、ハムを始めとする加工肉に多く用いられていますが、同時に発がん性物質であることもよく知られています。ではその発癌性が生まれる機序について、簡単に説明しましょう。発がん性物質とはニトロソ化合物を指すのですが、この物質と、ハムによく用いられるソルビン酸とが反応すると、健康に与える影響が増してしまいます。つまり相乗毒性と呼ばれる現象が起こってしまうのです。ソルビン酸も亜硝酸ナトリウムもそれぞれ毒性を持っており、単独でも危険なのですが、それらが合わさってしまうと、より強力な毒性が誕生してしまいます。そしてその影響、すなわち発癌性については、現時点で完全解明されていません。それでも部分的に分かっていることがあり、例えば、加熱試験反応といった実験によって、DNAに影響してしまうような物質が生産されることが明らかになっています。
 では消費者としては、どのように気を付ければよいのでしょうか。簡単にできる対策としては、やはり品質表示を確認することです。そこには原材料表示なるものがありますから、亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸が共に記載されていないか調べればよいのです。他にも、リン酸塩が含まれていないか確認しましょう。リン酸塩も健康に影響を与えることが知られています。リン酸塩は、身体に必要なミネラルを排出してしまう働きがあります。ミネラルとは、カルシウムや亜鉛、マグネシウムといった、重要な物質を指します。これらが失われると、様々な病気に罹り易くなります。例を挙げると、高血圧、うつ病等があります。
 とは言っても、多くのハムにこれらの物質は使われていますから、避けようがないと考える人もいるでしょう。何を食べれば良いというのでしょうか。

いつもお世話になっている方へのギフトとしてハムを送る人も多く存在すると思います。

そうした表示に注意しつつ、ハムをギフトとして送りたいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です